Adobe InDesign Server(v15.0.2) trialをEC2にインストールしてみる

Adobe InDesign Server(v15.0.2) trialをEC2にインストールしてみる

Clock Icon2021.12.02

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Adobe Indesignはページレイアウトのソフトで、ページをめくって見るようなもの(雑誌や本など)をデザインするときに使用します。

InDesign Serverは、Indesignでのデザインを活用し、プログラムによって自動生成できるようにするエンジンです。 開発者向けの製品で、ジョブ専用のスクリプトやプラグインが必要になってきます。 コンテンツ管理ソリューションやワークフローソリューションと統合されることがほとんどだそうです。

使用事例など

やってみる

ライセンス

InDesign Serverのライセンス

今回は体験版ライセンスを使用します。

クラウドやVPN(仮想私設網)を内部ネットワークでの使用について:

クラウドやVPNの内部ネットワーク内での使用は認められていますので、該当ライセンスモデルの条件に違反しない限り、特別なライセンスの必要はありません。クラウドサーバーにインストールするには、ソフトウェアがインストールされているすべての仮想サーバーのライセンスが必要です。

クラウドサーバーごとにライセンスを購入する必要がある というのは覚えておきましょう。

必要システム構成

InDesign Server必要システム構成 v15

にある通り、WindowsかMacOSで動作します。

今回は、EC2の Windows_Server-2019-English-Full-Base-2021.11.10 - ami-0902e32cadc848c1a を使用します。

メモリですが、8GB 以上のRAM(16GB推奨)、(および追加インスタンスごとに 2 ~ 8 GB)となっていますので、条件にあうインスタンスタイプを選んでいきます。 今回は性能比較などは行わないので、汎用インスタンスの中からm5.xlargeを使用することにしました。

体験版のインストール

https://www.adobe.com/jp/products/indesignserver.htmlのページ下部にある体験版の箇所からプレリリースサイトへのリンクがあるのでクリックして移動します。

Adobe IDが必要なので、持っていない場合は作成しましょう。

InDesign Server Trial Downloads Programに参加するか聞かれるので、参加 をクリックします

Adobe IDプロフィールに会社名が必要で、記載していないと上記のように促されます。

プレリリースソフトウェア使用許諾契約 のリンクを開いて中を確認した後、同意するボタンが押せるようになります。

自動的にInDesign Server Trial Downloads Programのページに移動します。 このページからインストールしたいバージョンをダウンロードします。

本記事では InDesign Server 2020.0.2 (Trial) for Windows にします。

zipファイルがダウンロードされるので、解凍後のフォルダの中にあるSet-upをクリックして起動します。

install開始の画面が立ち上がるので、continueを押してインストールしましょう。

インストールが終わったら、Adobe IDへのサインインが求められます。ログインボタンをクリックします。

規約に同意します。

最後に体験版の使用を開始するをクリックしてインストールは終了です。・

Adobe Provisioning Toolkit Enterprise Editionのインストール

このページからAdobe Provisioning Toolkit Enterprise Editionをダウンロードします。

DLしたファイルを解答し、中のadobe_prtk.exeを実行して任意の場所にインストールします。

コマンドプロンプトを開き、adobe_prtk.exeをインストールしたフォルダに移動後、以下のコマンドを実行します。

adobe_prtk.exe --tool=StartTrial --leid=V7{}InDesignServer-15-Win-GM

StartTrial Successful
Return Code = 0

が返ってくることを確認します。

起動

パワ〜シェルやコマンドプロンプトで

cd "C:\Program Files\Adobe\Adobe InDesign Server 2020"

を実行し、インストールフォルダに移動します。

./InDesignServer -port 18383

移動後、上記コマンドを実行してInDesign Serverを起動します。

[soap] ポート 18383 で SOAP 要求のサービス中 と表示されると起動しています

http://localhost:18383/service?wsdl にブラウザでアクセスし、上記のようにxmlが表示されます

最後に

InDesign Server(v15.0.2) trialをEC2上のWindows Server 2019にインストールし、サーバーの起動まで行いました。

次回は実際に動作させてページレイアウトの作成をプログラムしてみたいです。

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